DADAの投稿

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「山に登りながら、こう考えた。」 からなる、夏目漱石の『草枕』の冒頭は、全く良くできていると聞く。「角の立つ」「知(智)」、「流される」「情」、「窮屈」な「意地」。要するにあれはプラトンの「主知主義」、「主情主義」、「主意主義」の累計なんだとか。 しかしそれでも、「芸術は人の心を豊かにするが『ゆえに』尊い」と締めるがために、結局は「知」のうちに全てが還元されてしまう、というところまでがセットだ。